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個人事業主向けの会計ソフトは総称だけで「確定申告ソフト」や「青色白申告ソフト」など色々な呼び方がありますよね。
結論から言うとおすすめの「確定申告ソフト」は下の3つです。
- freee会計(確定申告)
- やよいの青色申告オンライン
- クラウド確定申告
現在、クラウド型の「確定申告ソフト」市場では、上位3社が市場シェアを独占しています。
参考:「クラウド会計ソフトの利用状況調査(2023年3月末)」
今から確定申告ソフトを選ぶ際は、上記のどれかを選ぶことをおすすめします。この記事を読むことで、あなたに適した確定申告ソフトがどれかが分かるでしょう。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
確定申告ソフトを選ぶ時のポイント
確定申告ソフトを選ぶ際のポイントを紹介しますね。
- クラウド版を選ぶ
- 大手3社から選ぶ
- 金額だけで選ばない
①クラウド版を選ぶ
確定申告ソフトは「クラウド版」を選びましょう。
確定申告ソフトは、大きく下の2種類に分類できます。
・クラウド版
・インストール版
2023年3月時点では、インストール版の方が利用者が多い状況となってます。
下のグラフをご覧ください。
調査の度にクラウド版の利用率が、上がっているのが分かると思います。
今から確定申告ソフトを導入する際には、クラウド版を選択することをおすすめします。
②大手3社から選ぶ
確定申告ソフトを選ぶ際は、大手3社から選ぶようにしてください。
現在の確定申告ソフト大手3社の市場シェアは以下のようになっています。
私自身、この記事を書く過程で大手3社のクラウド型確定申告ソフトを実際に使用してみました。
その結果、どの企業も利用者の利便性を重視した、使いやすいインターフェースを提供していました。
いずれのソフトも青色申告に必要な機能を十分に備えていますので、安心してご自身に最適なソフトを選択してくださいね。
青色申告の煩わしさを軽減し効率的な青色申告を実現するためにも、ぜひ大手3社のクラウド型確定申告ソフトを検討してみてください。
③金額だけで選ばない
確定申告ソフト選定の基準を金額だけにしないでください。
安価なソフトは機能が制限されているため、安い傾向にあります。金額だけで確定申告ソフトを選んでしまうと次のようなリスクがありますで注意してください。
1. 使いたい機能が不足しているリスク
選んだソフトに必要な機能が含まれていない場合、業務遂行や効率化が困難となるかもしれません。業務に適した機能を備えたソフトを選ぶことが重要です。
2. オプション機能による追加費用のリスク
一部のソフトは、使いたい機能がオプションとして提供され、追加料金が発生することがあります。最初は安価なように見えても、必要な機能を追加すると高額になる可能性があります。
3. 環境変化への適応不足によるリスク
事業の成長や業務環境の変化に伴い、従業員を増やしたり、取引の件数が増加し請求書の発行枚数が増加することがあります。
安価なソフトはそのような変化に適応できないか、別途追加料金が必要となるかもしれません。
あなたにあった確定申告ソフトを選ぶには、自身の業務ニーズや将来の成長を考慮し、必要な機能や特徴を把握しておくことが重要です。
金額だけでなくソフトがどれだけビジネスの成長や変化に対応できるかを理解して選択することが重要となるでしょう。
確定申告ソフト 3選おすすめ順に紹介
いよいよ具体的に各確定申告ソフトについて紹介していきますね。
- freee会計(確定申告)
- やよいの青色申告オンライン
- クラウド確定申告
freee会計(確定申告)の特徴
私のイチ押しの確定申告ソフトは「freee会計」です!!
- スマホアプリの使いやすさが頭一つ抜きに出ている
- 金額が高い
freee会計は業界内でシェア2位を誇っていますが、個人的には機能面においては断然No.1だと評価しています。
freee会計の最大の強みは、スマートフォンだけであらゆる作業が可能であることです。この強みを最大限に引き出すためには、「スタンダードプラン」の利用をおすすめします。
「スタータープラン」を選択すると、スマホアプリが優秀でなんでもできるという「freee会計」の特徴に制限がかかってしまいます。
年間の利用料金が2倍になるかもしれませんが、私は「スタンダードプラン」の利用を強くおすすめします。
◆ソフト評価の詳細については、下のリンクをご覧ください。◆
やよいの青色申告オンラインの特徴
- 業界シェアNo.1
- とにかく安く青色申告が可能
- アプリが使いにくい
- 事業規模が大きくなると機能的に足らない部分が多い
初年度「ベーシックプラン」で使い方をマスターし、2年目以降は「セルフプラン」をおすすめします!
そうすることで、2年目以降は年間8,800円で青色申告することができます。
やよいの青色申告のスマホアプリは正直使いにくいです。またできることも非常に限定的なため、PCでの作業をおすすめします。
また「やよいの青色申告」単体には、請求書発行機能がないため、freeeやマネーフォワードと比べると劣ります。
そのため事業規模があまり大きくなく、とにかく安く青色申告したい人には、おすすめのソフトと言えるでしょう。
◆ソフト評価の詳細については、下のリンクをご覧ください。◆
クラウド確定申告の特徴
- 給与計算が必要な人にマッチ
- 2023年12月から値上がりする
クラウド確定申告 は業界内で現在第3位のシェアを誇っています。やよいやfreeeと比べ突き抜けて優れた部分はないです。一方で隙もないため多くの人におすすめできるソフトと言えます。
やよいやfreeeの場合、従業員を雇用すると別途、給与計算ソフトが必要になりますが、クラウド確定申告の有料プランであれば5名まで給与計算が可能です。
プランについては、どのプランを選んでも初月は無料となります。
そのため初月は「パーソナル」プランを選んでください。
※クレジットカードを登録しない限り、次月以降自動的に有料プランに移行されることはありません。
個人的には、次月以降も「パーソナル」プランの利用をおすすめします。
◆ソフト評価の詳細については、下のリンクをご覧ください。◆
確定申告ソフト導入前に準備すること
- 開業届を提出
- 銀行口座などをプライベート用と事業用に分ける
1.開業届を提出
青色申告を行うには、開業届の提出が必要になります。
開業届として提出が必要なのは、「個人事業の開業・廃業等届出書」と『所得税の青色申告承認申請書』です。
最低でも2つの書類を税務署に提出する必要があります。
税務署に提出となると面倒くさく思う方もいるかもしれませんが、大手3社から無料で開業届を作成できるソフトが提供されています。
◆開業届システムの比較評価記事や使い方は、下のリンクをご覧ください。◆
2.銀行口座などをプライベート用と事業用に分ける
銀行口座などをプライベート用と事業用に分けた方がいいでしょう。
銀行口座などをプライベート用と事業用を明確に分けることで記帳作業の負担を減らすことできます。
プライベート用と事業用を分けることで、各ソフトの自動連係機能をより有効に使用できます。
プライベート用と事業用が混在していると、自動連係された明細からプライベート用のものをはじく必要があり、手間がかかります。
一方、完全に事業用として区別していれば、自動連係された明細のすべてを取り込めばいいだけです。
これにより、複式簿記による記帳の時間を大幅に短縮することができます。
具体的な準備内容は以下のとおりです。
- プライベートとは別の銀行口座、クレジットカードを用意する
- 事業用のメールアドレスを作る
- Amazonや楽天のアカウントもプライベート用と分ける
これらの準備をしておけば、確定申告ソフトの導入効果を最大限に引き出すことができます。
【まとめ】自分にあった確定申告ソフトで記帳業務の負担を減らしましょう
確定申告ソフトを選ぶ際には、以下の3つのポイントを押さえましょう。
- クラウド版を選ぶ
- 大手3社から選ぶ
- 金額だけで選ばない
クラウド版であれば、どこからでもアクセスできて、常に最新の状態に更新されます。
また、大手3社であれば、機能やサポートが充実しており、安心して利用することができます。
そして、金額だけで選ぶと、自分に合ったソフトが見つからない場合があるため、注意が必要です。
おすすめ
本記事では、おすすめの確定申告ソフトとして、freee会計、やよいの青色申告オンライン、クラウド確定申告の3つを紹介しました。
- freee会計は、スマホアプリの使いやすさが抜群で、機能も充実しています。
- やよいの青色申告オンラインは、とにかく安く青色申告したい人におすすめです。
- クラウド確定申告は、給与計算が必要な人におすすめです。
確定申告ソフトを導入することで、記帳作業が大幅に効率化されます。
また、税務署の電子申告に対応しているソフトであれば、郵送や窓口での申告よりも早く、簡単に申告を済ませることができます。
ぜひ、この記事を参考にして、自分に合った確定申告ソフトを見つけてください。